知的生産ブログ


 
 

先日 泊まった宿の風呂の蛇口をリンク先に示します。

右側のピンク色のハンドルをひねると、、、お湯ではなく、水がでます。

左側のハンドルをひねると、熱いお湯がでます。

最初、逆に捉えていて(普通、ピンク色がお湯だろう)、シャワーが熱かったので、お湯の量を減らそうとして、ピンク色のハンドルを絞ったら、意図に反して水の量が減り、出てくる温度がさらに高くなり、火傷しそうになりました。

そこで、シャワーを止めます。そして、何度か試行錯誤し、片方のハンドルを固定しつつ、他方のハンドルの角度を変える実験をして、からくりを理解しました。

得られた思索:

・異常が発生したら、システムを止める。未知のシステムには、非常停止の仕組みが必要である。

・試行錯誤は発見的学習の過程である。発見「的」と書いたが、例えば、遺伝的アルゴリズムや品質工学の直交表割付・試行・S/N比計算……で果たすことができ、つまり演算である。知性の神秘は、そこにない。

・次段階の実験は、試行錯誤で作ったモデルの精度向上である(そのための、意図的な実験条件の人工的な実現である)。前段階において、品質工学の直交表はせいぜい3段階ぐらいしかパラメータの値を変えられなかったことを思い出そう。

・発見的学習とは、未知な状態から、結果が制御可能である状態になる行為である。本文章に表した思考は、大抵の(技術的)発見は演算で済む、ということを示唆する。

初出:
2015/ 9/ 9
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