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千両蜜柑 - Wikipedia (2010年3月31日 06:26 の版)

上方版 落語「千両蜜柑」

 千両の値段が付いた訳:
 始めは只だった物が、番頭の意地で千両に

 オチ:
 最後に自分自身を取り戻し、冷静な判断で盗む

>特殊な事情で莫大な値が付いてしまったミカンをどこでも通じる資産と錯覚し、自分の未来を捨てて失踪してしまう番頭に笑いと一抹の悲哀を感じる作品。

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理由なく事をするな。理由を求めよ。理由を言えないのなら、それは『空気』に操られているのではないか。

猪瀬 直樹 : 空気と戦争 (文春新書, 2007) pp.158-159.

>評論家山本七平『「空気」の研究』(文春文庫)の一節を思い出した。

 山本は戦艦大和をめぐる軍人の無責任な意思決定の本質を「空気」と捉え、こう論じている。

 「『空気』とはまことに大きな絶対権をもった妖怪である。一種の『超能力』かも知れない。何しろ、専門家ぞろいの海軍の首脳に、『作戦として形をなさない』ことが『明白な事実』であることを、強行させ、後になると、その最高責任者が、なぜそれを行ったかを一言も説明できないような状態に落とし込んでしまうのだから、スプーンが曲がるの比ではない。こうなると、統計も資料も分析も、またそれに類する科学的手段や論理的論証も、一切は無駄であって、そういうものをいかに精緻に組み立てておいても、いざというときは、それら一切消しとんで、すべてが『空気』に決定されることになるかも知れぬ。」

※太字はブログ書き手による。

上阪 徹 : 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書, 2009) p.166.

>「... どうして引っ越しパーティをやるのか、と聞いたら、社員の誰も答えられないんですよ。お客さまを招いて、料理をふるまって、というのは決まっていた。でも、目的がないわけです。危ないんですね。ぼやぼやっとしていると、すぐに手段と目的が入れ替わってしまう」
 お披露目パーティだった。だが何のためのお披露目なのか、を佐野は社員に厳しく問うたのだ。


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