知的生産ブログ


 
 

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個人的な意見と一般的な事実を、文章の中で区別することは、ちょっと気をつければできる。

しかし、プレゼンテーションや会話の中で区別することは、難しい。

プレゼンハック ~プレゼン改善のための10個の小技~ | IDEA*IDEA *1

>それは「僕が思うに」「個人的な意見ですが」といった言葉です(このエントリーでも多用中)。

誰でもそうでしょうが、人は相手から意見を押し付けられると反発しやすい傾向があります。プレゼンを聞いていて「本当か?」「そりゃ、お前だけだろ?」と思った経験がある人も多いでしょう。

これはプレゼンの中で自分の個人的な意見と、一般的な事実(と思われていること)を混同しているからです。

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要点:
  • セールスポイントを題に含める

  • セールスポイントから脱線しない (文章における、「摘要・緒言・結言の一貫性」に相当する)

  • 〈お土産メッセージ〉にもセールスポイントを含める



セールスポイントを題に含める


あるプレゼン研修で、講師の方から指摘されたことを要約すると、次のようになる:


木田 重雄 : セールスポイント. ながれ, 24 (2005) pp.118-119.

>[ 1 ]セールスポイントを反映したタイトルを考えます( たとえば, Direct numerical simulation of wall turbulence のような広すぎる内容のタイトルは通常のオリジナル論文には不適当でしょう).



セールスポイントから脱線しない


ロバート・R・H・アンホルト=著, 鈴木 炎, イイイン・サンディ・リー=訳 : 理系のための口頭発表術 (講談社 BLUE BACKS, 2008) p.34.

>効果的に科学情報を伝え、聴衆の興味を持続させるには、古来の規則にきっちり従うしかない。すなわち「まず連中に〈これから、何の話をするのか〉を話し、次に〈そいつ〉を話し、最後に〈今、何の話をしたのか〉を話せ」である。

ロバート・R・H・アンホルト=著, 鈴木 炎, イイイン・サンディ・リー=訳 : 理系のための口頭発表術 (講談社 BLUE BACKS, 2008) p.92.

> 脇道は短くすること! 終わったら、脇道に入ったときと同じスライドを出して、その場所から発表を続行する。

木田 重雄 : セールスポイント. ながれ, 24 (2005) pp.118-119.

>セールスポイントとなるべき研究成果が得られたら,論文作成の具体的な作業が始まりますね.
まず,

[ 1 ]セールスポイントを反映したタイトルを考えます( たとえば, Direct numerical simulation of wall turbulence のような広すぎる内容のタイトルは通常のオリジナル論文には不適当でしょう).

[ 2 ]アブストラクトでは,できるだけ前の方(第1文または第2文が最もインパクトがあります)にセールスポイントを書きます.

[ 3 ]イントロダクションでは,セールスポイントが引き立つように研究の背景を述べます.文献を引用する際には,ただなされた研究対象を羅列するだけではなく各文献の研究内容を自分の言葉で述べ,これまでにわかっていることがらとまだわかっていないことがらを明確に区別し,後にセールスポイントを際立たせるための伏線にするのがいいでしょう.研究の目的や動機を忘れずに述べておきます.

[ 4 ]論文の中核となる,問題の設定,研究方法,および研究成果の記述においては,読者の意識がセールスポイントから離れないように
配慮することが大切です.

[ 5 ]まとめでは,セールスポイントの当該分野や関連分野における意義を要約します.もし本研究により新たに生まれた疑問や本研究をさらに発展させる可能性があればそれに言及し,今後の研究の方向や指針を示されると論文に勢いが付くようです.締めとなる最後の文章は特に印象に残るので,細心の注意を払う価値があります.



〈お土産メッセージ〉にもセールスポイントを含める


ロバート・R・H・アンホルト=著, 鈴木 炎, イイイン・サンディ・リー=訳 : 理系のための口頭発表術 (講談社 BLUE BACKS, 2008) p.36.

>明瞭な〈お土産(お持ち帰り)メッセージ〉――すなわち、発表が終わって聴衆が帰宅したあとも、彼らの心にずっと残るような一言――を放つのである。

木田 重雄 : セールスポイント. ながれ, 24 (2005) pp.118-119.

>[ 5 ]... 締めとなる最後の文章は特に印象に残るので,細心の注意を払う価値があります.

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  • 淡い色は使わない。使う場合には、スライドでどのように映るかを確認する。

    淡い色で色分けした場合に、パソコンの画面上では色の違いが分っても、スライドに投影するとすべて同じ色のようになることがある。


  • 黄色は使わない。代わりに山吹色を使う。
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「図は一つでも誤解すると、[全体を] 理解できなくなる」

この言葉は、大学院の講義で Y先生 がおっしゃったもの。

グラフの説明のときには、

    • プロットされた点
    • 縦軸・横軸
    • 縦軸、横軸の目盛り・単位(無次元量なら,何を用いて無次元化したのか)
    について説明する。

  • グラフはあまりごちゃごちゃさせない。

  • 点線は見難いので、実線よりも太くする。

  • グラフフィールドを着色するのも有効である。
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読書からはじまる3項目知・情・意で捉えることができることに気づいた。

『情』の働きにより動機付けられた行動は、*1

    第一に大切なのは、われわれの知識が、ものの本質をつかむこと。
    第二には、それを消化するだけの閑暇をもつこと。*2

『知』の働きにより計画され、*1

    そして第三には、最初の両者の相互作用から学びとったものに基礎をおいて、*2

最後に、『意』の働きにより実行に移される *1

    正しい行動に出ることにある。*2
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Food for thought (思考のための食べもの: 「読んだ方がいろいろ考えるためのネタ」 海部 美知 : パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書, 2008) p.186.)

たとえば、
Martin Fowler=著, 児玉 公信, 平澤 章, 友野 晶夫, 梅澤 真史=訳 : リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック (ピアソン・エデュケーション, 2000) p.xix .

>最初のきっかけは、Kentが書いていた「Smalltalk Report」[...]の記事についてデトロイトのバーで話をしたときでした。このアイデアの多くはのちに拝借されて、第1章になりました。

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日垣 隆 : ラクをしないと成果は出ない (大和書房, 2008) p.39.

>スペインの哲学者オルテガは、『大衆の反逆』(邦訳:白水社)のなかでこんな言い方をしています。
《常に自分に課題を課していく人が、思想的貴族だ。すぐれた人間とは、自分自身に多くを課す者のことである》

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