知的生産ブログ


 
 

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連立方程式を構築し、それを解くことは、分析である。

なぜならば、それは、複数の〈条件を変えた場合の部分の総合量 *〉から、部分要素量を得る行為であるからだ。条件と部分要素量を掛けた量が、部分量になる。

 * 各条件は既知である。

例:

 (総合量)=(部分量 f)+(部分量 g)
 であると、考える。

 ここで、
 (部分量 f)=(条件)×(部分要素量 x)
 (部分量 g)=(条件)×(部分要素量 y)
 である。

 次のような連立方程式を立てられる:
 (ある条件1)×(部分要素量 x)+(ある条件1)×(部分要素量 y)=(ある条件1における総合量)
 (ある条件2)×(部分要素量 x)+(ある条件2)×(部分要素量 y)=(ある条件2における総合量)

 これを解いて、(部分要素量 x)と(部分要素量 y)が分かれば、

 (総合量)=(部分量 f)+(部分量 g)
   (部分量 f)=(条件)×(既知の部分要素量 x)
   (部分量 g)=(条件)×(既知の部分要素量 y)

 であると、分析できる。

 ただし、総合を n個の部分の総合だと考え、m個の条件における総合を使って、m個の方程式を連立させ解いた場合、n=m では、正しい分析であるとは保証されない。検証するには、n<m でなくてはならない。
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知識に思考を阻害されないためには、選択肢を広げる課程において、選択肢に優劣をつける知識を働かせないことであるが、それは難しいので、ひとまずは

  劣る選択肢も口に出す、書き出す

ことである。

例えば、「(安全に関わる)事故が起きたらどうするんだ」という問いに対して、本来ならば、

 事故が起きたらどうするんだ
  ┣(A) 賠償金を払う
  ┣(B) 処置が出来るようにする
  ┃ ┣(B1) 処置を行う人手を用意する
  ┃ ┗(B2) 処置のために道具を用意する
  ┗(C) 予め安全対策をする
    ┣(C1) 事故の発生確率を減らす
    ┗(C2) 事故の被害を減らす

というように、《質問と回答の樹状構造》を形成していけばいい。

しかし、「(A) 賠償金を払う」を選択肢として挙げることに、車の欠陥対策にかかるコストよりも事故が起きた時の賠償金のほうが安いと判断して、欠陥対策を実施しなかったフォード・ピント事件を知る者は、躊躇するのである。

その結果、《質問と回答の樹状構造》を作るスタートが遅れるのである。

フォード・ピント事件を知っていても、「(A) 賠償金を払う」選択肢を口に出さねばならない。
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八幡 紕芦史 : 仮説力を鍛える (ソフトバンク新書, 2007) p.55.

>情報を分析するとは、情報を整理するために、情報をいくつかの項目に分解することだ。情報を分解し整理すると、全体を把握するのが容易になる。

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「分解する・分析する」に関する投稿は、以前、こちらのブログに投稿していました。

Blog 一番星 分解する・分析する
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